優しい人。
ユキコです!
大好きな利用者さんがいる。(仮名、ふく子さん)
ふく子さんは、優しくておおらかで大好きだ。
心が大きいというか。からだもおおきめだけど(笑)不思議とあったかい気持ちになれる。
何より笑顔で挨拶してくれる。あっ、それだ!
だからあったかい気持ちになれるんだ。
笑顔は最強。
そして、誰に対しても分け隔てなく、優しく声をかける。
「自分の身体がいかに動かなくなってきた」みたいな愚痴や嘆きみたいな事をたまに言うけど、他人の悪口は言わない。聞いたことがない。
他人がふく子さんに、ちょっと嫌なことを言ってきても、ふく子さんは、自分の関わり方が悪かったのではないか、と他人のせいにしない。そして、自己判断せずに、職員に聞いたりしてくれる。他人の意見に聞く耳を持っている。分からないことは、ちゃんと分からないと言える。こちらの声も素直に受け入れようとする柔軟さもある。でも我慢しないで、嫌なこと、無理なこと、できないことはできないと言える。
今日はこんな事を言っていて、ほっこりした。
ふ「(自宅に戻り、久しぶりに帰って来られた利用者さんに対して、将吾さん(仮名)が居なくて、顔が見れないとやっぱりなんだか、寂しいね〜おかえりなさい。」
ふ「将吾さんは、将棋っていう得意なことがあってすごいねぇ!」
ユ「ふく子さんは、得意なことはあるんですか?」
ふ「な〜んにも無いねぇ〜」
ユ「じゃあ好きなことは?何してる時が楽しいですか?」
ふ「本を読んでいる時だねぇ。小さい頃から本を読むのが好きだったよ〜。本を読んでいる時は楽しいねぇ〜」
確かにふく子さんは、いつも本を読んでいるなぁ。
ふく子さんとお会いできるとどこかホッとする。
得意なことなんて、「な〜んにも無いねぇ〜」とおっしゃっていたけど、そんなの関係ないね〜。
優しいふく子さんに毎日会える(出勤日は)。
嬉しいねぇ〜。
また本の話をしてみよう。
あっ、ららちゃん、いたのー?
「ねぇねぇ、ららちゃんの好きなことはなぁに?」
「ユキコが色んな布でららを包んでくれること!」