朝のオムツ交換。
夢子さん(仮名)は穏やかな時もあるし、そうでない時もある。
今朝は、「そうでない時」でした。
同じような声掛けをしても
「なにすんだね💢そーゆーことして💢」と、
怒ってオムツを手で押さえてしまう。
私は夢子さんの名前を呼ぶ。
「夢子さん、夢子さん!」
「ハァー?」と夢子さん。まだ怒りながら、ずーーっとブツブツ言ってる。
「具合悪くなるわね、しんでしまうわねーぶつぶつぶつぶつ」
私は唐突にこう言ってみた。言いたくなったから♥
「私は夢子さんが大好きです♥」
ぶつぶつぶつぶつ言ってた夢子さんが一秒くらいだまり、
「ありがとう。」と言った。顔はちょっと怒ってるけど(笑)
私はもう一回言った。
「私は夢子さんが大好きです♥」
「ありがとう。」
夢子さんももう一回言った。
そのあと、オムツ交換がまだ終わってないから、またすぐご機嫌が悪くなった。またぶつぶつ言ってる(笑)
なので、私は今度は
「夢子さんも私のことが好きですか?」と、
目を見て言ってみた。
「好きですよ。」
と、夢子さんは言った。
そんなやりとりを何回かしているうちにオムツ交換は終わった。
早起きの夢子さんはいつもユニットの1番目か2番目に起床される。
「起きましょうか?」と私は声をかけた。
「はいはい」と
夢子さんは言った。にこやかな夢子さんに戻っていた。
「ここに起きればいいの?」と、夢子さんは車椅子を見て言った。
「そうですよ」と、私が言うと、
「ごめん遊ばせ。」
夢子さんの言葉に私は続ける。
「遊ばせごめん!」
夢子さんは私のstand.fmというアプリの番組名「DJおゆきのごめん遊ばせ遊ばせごめん!」
の名付け親です。
こないだは、オムツ交換に入ったときは、
「ごめんだ遊ばせ、遊ばせだごめんだ!!」と
仰ってました(笑)
番組名変えようかな(笑)
夢子さんは紫色の服が似合うのです。
毎日、朝起きて、ブラシで髪をとかす夢子さんを見て、「夢子さん、綺麗ですね」と言うと、
否定せず「ありがとう、あははは」と、
お花のように笑います。
誰かが笑うとつられて夢子さんも笑います。誰かが怒っていると、夢子さんは「あら、あんなこと言ってるわ」と笑います。
私は、怒ってもひっかかいても、夢子さんが大好きです。
ごめん遊ばせ〜遊ばせごめん〜!ってタイトルコールをラジオでするとき、たまに思い出します。
ラジオやってる限り、たまに思い出すと思うと嬉しくなりました。
DJおゆきのごめん遊ばせ遊ばせごめん!
↓↓↓夢子さん回です。
https://stand.fm/episodes/60483d382d51f49d672c15c3
おわり。