職場のご利用者様、夢子さん(仮名)。
私のstand. fmのラジオ番組名「ごめん遊ばせ遊ばせごめん!」の名付け親。(というより、彼女の口癖を私が勝手にパクっただけだが。。)ちなみに、DJおゆきの「おゆき」は、亡きおばあちゃんが私のことをそう呼んでくれてたので、そこからもらいました。この話をしたら、友だちも「おゆきー♡」と呼んでくれるようになり、おゆき時代が到来!(ニックネームはわたしにとって大切だなぁー。)
夢子さんは普段はすごく上品で言葉遣いも丁寧。
しかしっ!豹変を遂げる時はオムツ交換の時!毎回ではないが、3回に一回くらいは
ご機嫌が損なわれ、荒々しい言葉となる(笑)
「そうゆうことして〜馬鹿らわ!この女!いらんことして!馬鹿馬鹿!!」という馬鹿な女呼ばわり。
先日なんかは、他の職員がオムツ交換に入ったところ大きい方が爆発的に排出しており、
抵抗が著しく、ヘルプ要請が来たので、私が彼女の手を握り声掛けをしながら、交換に入った。私が訪室したとたん、助けてと言わんばかりに「この女がひどいんだわ。」と訴えてくる。だがしかし、手を抑える私のことも、グルだとわかると「アンタも何すんだ!」と共犯扱いで一変。それでも、手を握り、話を聴きながらの〜オムツ交換は一気にクライマックスを迎えた、その時、、!!!!
「この馬鹿オバサンども!!」
と、彼女は仰った!!!
「馬鹿ババァ!」ではなく「オバサン」のところがなんとも可愛い(笑)
普段は、40代の私達のことは、「おねぇさん」とにこにこ仰る夢子さん。
それが一変して「馬鹿オバサンども」と罵る(笑)
なんだかねー、こういう瞬間を目の当たりにすると、人間らしい、というか人間臭さが垣間見れて、へんな安心感をおぼえる。人間、綺麗だけじゃいられませんよー、みたいな。
今日も「馬鹿ら!馬鹿馬鹿!」と言われたので、オムツ交換のクライマックスを迎えたあとに、「夢子さん、私は馬鹿なのでしょうか?」とお聞きすると、普通のテンションに戻りつつあった夢子さんは悪いと思ったのか?「馬鹿まではいきませんけどね。」と仰った(笑)
オムツ交換が終わると、完全にもとの?夢子さんに戻られ、私が終了を告げると「ありがとうございました。また来てください。」とまで、仰っていただけた(笑)
そこで私は再度、「夢子さん、私は馬鹿なのでしょうか?」と聞くと、「いいえーそんなことはありません。」と、誰がそんなこと言ったんでしょう?と言わんばかりに(笑)
そんな夢子さん。
「ごめん遊ばせ〜」と仰る時は、私が、すかさず
「遊ばせごめん〜」とお答えする。
今日も異常なし!
追伸。
今日は夢子さんの窓越し面会に私が同行させて頂いた。息子さんは夢子さんと同じ、きらきらした瞳をして、まるでおんなじ顔(笑)。私はきらきらお眼目を見比べて、微笑ましくなるんです。
辻褄が合わないけど(笑)、久しぶりの親子の会話に、ほっこり。
「素敵な息子さんで、良いですね〜」と私が褒めると、
「大したことないですわ。」と夢子さん。
それを聞いて笑う息子さん。
施設でドライブに行った話をすると、
息子さん「前にも一緒に行ったの覚えてる?」
夢子さん「おぼえてますよ。」
この「おぼえてますよ」の顔は覚えてない顔だな、と私は内心思いながらも(笑)
息子への優しさを見せる夢子さん。
その優しい嘘を包みこむ息子さん。「そうか〜。」と仰る。
おんなじ顔で笑うのを見られて、こういう瞬間、介護士になって色んな家族と出会い、再会を繰り返し、プライベートな一部分を感じ、垣間見れるのは嬉しいことだなぁーと思う。
面会が終わり、テーブルにつくなり、ドーナツガッツいていた夢子さんも可愛らしかったです(笑)
そういえば息子さんに
「少し顔がぽっちゃりしたんじゃないか?」と言われていた夢子さん。
やせ細りやつれて見えるより、多少ぽっちゃりしていた方が健康的かもね。
これからも、良く食べ、良く眠り、良く喋ってください。
暴言でもなんでもいいから(笑)
うちらもあまり暴言を吐かせるような介護にならぬように日々精進!
ごめん遊ばせ遊ばせごめん!
お相手はDJおゆき、もとい介護職員関屋でした〜。
ありがとさらばじゃ。
↑これ、最近のRadioのエンディングトークの締めの言葉です。
うちの玄関前のたんぽぽがたくさん満開。
まだまだ咲いてて欲しいなぁ。
少し前までまだひとつだったのにー。
日に日に咲いてくれました。
ららちゃん、嬉しいねー。
「ららは白もぴんくも好きらろも、たんぽぽの黄色も好きなの。」byらら
たんぽぽ限定色かいっ!
そーいえば、ららちゃん、いつの間に長い長い冬眠から覚めたんだろ?
てゆうか、ららちゃんは、常時、春夏秋冬眠らね❤
ららちゃん?ららちゃんー?
すでに、寝てました。春眠の瞬眠ららちゃん。
おやすみなさいました、ららちゃん。
みなさまもおやすみなさい〜。
てか朝だし!(笑)