今夜は、「夢子さん(仮名)のボキャブラリーに私は大変注目し、参考にしているんですよ」という記事です。
なにを隠そう、わがstand.fmのラジオ番組名の「ごめん遊ばせ遊ばせごめん」は、夢子さんの口癖の言葉からいただいたものですから。
さてさて、そんな夢子さん語録です。
先日、朝方のオムツ交換に入った時の話です。
彼女は、いつもではないけれど日によって、
「だめだーだめだめーだめですてー」と、オムツを手でおさえ、繰り返し言われる。
極めつけ!!
「最高にだめです。」
と言われたのですー。
私はその言葉の響きにときめいた。
「だめ」と「最高」のコラボで、なんだか憂鬱なことも、T.M.Revolutionさんに吹いた風のごとく、(ネタが古くてすみません。)吹き飛ばしてくれた気持ちになりました。
最高にだめ♥だなんて、なんという官能の世界観!!!
・・・とはゆえ、
夢子さんご本人は、困っている状況。心配で不安な状況なのだ。
認知症の夢子さんは、いつでも何をされるのかわからなくて不安で不安でたまらない。
「どうすればいいのー?」
「わたし、わからないのー」
「わたし、ばかだから」
「どこへ行けばいいのー?」
と、毎日おっしゃいます。
私は言います。
「夢子さん、私におまかせください」
自信満々に言うのだー。
「夢子さん、ここに居ていいんですよ」
「夢子さんがわからなくても私がわかるから大丈夫です!」
そう伝えると、夢子さんは安心した顔になり、
「いいんですね?」と落ち着かれる。
(またすぐに不安になるんだけど。。)
どこの職場に行っても、特に若い介護スタッフや年配の声のでかいオバちゃん介護たちが、
認知症の利用者さんに、何度も「お願いします、お願いします」と口癖のようにおっしゃる方に
対して、冗談で、
「いやです」とか「えー、どーしょーかなー」と笑って、言われることがありますが、私はあれは嫌いです。利用者さんはそんなことを言われれば、本気で信じて、困ったり悲しい気持ちになると思うんです。
何度もお願いします、お願いします、と言われたら何度でも、「わかりましたよ」「おまかせください」って言えばいいじゃないですかー。
それはきっと、私が過去に、お願いごとを誰かにしたときに、
「えー」とか「やだ!」と言われて悲しかった体験を持ってるからでしょうねー。
「えー」と言っちゃう心理については、思い出したことがあったので、またの機会で書いてみますね。
今日はここまで。
追伸。
最高にだめ期から、やっと今日抜けた気分です。
だめな自分とずっと共にいた自分。自分からは逃げられませんねー。あのひとみたいに明るく強くなりたーーい!と願っても私はあのひとには、なれないのです。自分は自分にしかなれない。されど!!あのひとと自分、同じ事が起こったとき、弱い自分と強いあのひととは、何が違うのか、その比較はとても大事と思います。良い意味で自分と他者とを徹底的に比べよ!そして真似れ!(学べ!)自分!! そして大空に羽ばたけ、自分ー!!ぱたぱた。(←弱そうw)
最高にだめ期に見た空。
空になりたーーーい。けどなれない。
私は人間だ。
けど人間には空を想像できる心がある。心に空を持つことが、想像によって出来るのではないか。
今日の私の空はどんな空だった?
今日のあなたの空はどんな空だった?
大雪?嵐?曇り空?晴れ?
私は、そうだね〜大雨、のち、晴れ。
明日も晴れだといいなー。
あーしたー天気にしておくれーーー。
あっ、そーいえば、「天気の子」って観た?
私はまだ観てないのー。
今年は観よう。映画観てないのに、「天気の子」のサントラだけ持ってるの。
RADWIMPS「愛にできることはまだあるかい」
https://youtu.be/EQ94zflNqn4
この曲を初めて聴いた時、泣いた。