私は貝になりたかった。
誰かの自分に向けられた言葉でたくさん傷ついてきた。
あやまれ!いいからあやまってくれ!とにかくあやまれよ!
あやまって来たら、許す!
いや、もうそんなことはどうでもいい。
あやまってほしかったんだ、と自分でわかったから
もういいんだ。そして多分、じゃなく、100%自分が招いてきたことだから、つまりは自分のせいだから。私があやまる!
いや、やっぱりあやまんない!なんで?そんなに私、いいひとぶるんだ?
もとい、
謝れ、このやろう!(以上。)
そしてまた、
自分の発してしまった言葉で傷ついた人もたくさんたくさん、いただろう。ごめんなさい。
本当にごめんなさい。私が未熟すぎでした、わからな過ぎでした。
ゆるしてくれないなら仕方ないけど、出来ればゆるしてください。
私は貝になりたかった。
でもなりきれない。
なぜなら私は人間だから。
私はこれからも話す。言葉を発していく。
同じ過ちは繰り返さないように。
私は貝にならずに、人間になります。
あ、でも時々は貝になる。
海の底で魚、じゃなく、貝になる。
知らなかった?私、暗いんです。
魚みたいに動きたくもない、怠け者なんです。
だからこその、怠け者にも光が、だからこその怠け者でしか出せない秘めたる力、働きぶりがあると信じています。