私が初めて心理療法士て人から、カウンセリングってやつを受けたのは高校3年生、18歳の秋だった。自分の意思ではなかった。
だからもちろんカウンセラーを自分で選べなかった。
その時の私の格好といえば、母親が持ってきた黒か紺のジャージのズボンにポロシャツの白長Tシャツで、すべてに名前が書かれていたダサい格好だった。つまりは私はあの頃、精神科に入院してたのだ。
カウンセリングは、テストみたいなのを色々やった。もうほとんど憶えていないけど、うろ憶えで、思い出せることといえば、IQテストとか、絵を見せられて、これが何に見えるか?みたいなのとか。私はとめどなく、色んなものが見えて、天才かのように(笑)そこだけは、スラスラ答えていったのを憶えている。
それから、心理療法として、コラージュをやらされたりした。雑誌の切り抜きを白い紙に貼ってくやつだ。それをやりたいとかやりたくないとか、自分の意思なんてのはたぶん無くて、でもその時は躁状態がコントロールされていたので、鬱状態になっており、抗うこともせず従っていた。
カウンセラーの先生は男性で当時、40歳くらい?かな?どっから情報を知ったのかは忘れたが、奥さんと可愛い子どもと猫がいる人だった。そんな幸せを絵に書いたひとに、私の心の苦しみなんか、わかるもんかと、と思ってた。「全部失ってから来いよ!」と腹黒いことを思った。だから決して、私はそいつに心を開かなかった。
あるとき、私は母親に連れられて、行ったこともない見知らぬ美容室に行った。おばあちゃんに近い年齢のひとに、「段カット」という頭にされた。髪が長かったのにバッサリとショートカットになった。
私はその頃、ひどい鬱でしゃべることもやっとで、私に意思なんて伝えられることもできなかったから、母親はその美容師さんに
「段カットにしてください。」
と言った。
私は心のなかで、
なんだそれ!!!!!
と思った。
段カット。。。。
嫌だな、と。
出来上がってみたら、私は気に入らない、ショートヘアーになっていた。
たぶん、段が入っていたと思う。
段カットだから(笑)
私は心も身体も無表情でその日は終わり、
そして、カウンセリングの日になった。
40男のそのカウンセラーに、
「髪切ったね。」などと言われた。
私は不機嫌になりながら
「似合わないです。」
みたいに伝えた。髪のことは触れてほしくなかった。
そしたら、そのカウンセラーは、
「猫犬(ねこいぬ)だね」と言った。
私はなんのことかわからず、???みたいな顔をしていたと思う。
そしたら、そいつが
「猫はにゃー、犬はワン!だから、
にゃーわん、似合わん!」
そう言ってちょっと笑った。
私はとても腹立たしくなった。なんも面白くなかったし、
やっぱりコイツはだめだと思った。
そんな時期、自殺未遂(リストカット)で入院となったマキちゃん19歳の大学生と出会った。私よりはひとつおねぇさんだけど、歳が近いし意気投合。当時、周りの入院患者は若い人が少なく、ほとんど中年か高齢者が多かった。そんな中、私のことを「ゆっこ」と呼んでくれた。わかりあえる、話の合う友だちができた!!と私は喜んだ。
彼女もヤツのカウンセリングを受けていて、ある日、カウンセリングから帰ってきてマキちゃんは怒りながら、私にこうゆった。
「私、今ね、「私は○○さん(その40男カウンセラーのこと)が嫌いです!」ってハッキリゆってきた!」
マキちゃんはそうゆった。
私はマキちゃん、すごいな!カッコイイ!!と思った。そして、自分の感覚はおかしくなかった、と思った。
18歳の私はただの劣等感ゆえの拒絶感だ。今ならそう思える。
ただこのときの心理カウンセラーさんへ感じた率直な気持ち「あなたのような幸せな状況にある人には私の気持ちなんかわからない。」と心を閉ざしてしまう感覚って、きっと私だけではなくどの人間関係にもあるなと思った。
私はその猫犬事件を境にますます心を閉ざした。「ああーこの人はわかってくれない、わからない人に話したくない、関わりたくない。関わっても無駄だし、自分が傷つくだけだ」と。今なら言語化できる。
看護師さんの中にも、とてもクールで何を考えてるかわからない、不安を感じさせる人がいた。
きっと人を救いたいと思って心理のことや看護を学んだのに、ある患者には不安感を与え、救うどころか傷つける、味方でなく敵な存在になってしまう、そういうことがあるんだと思った。しかし、別の人にとっては、同じ人でも救世主となることもあるのかもしれない。私はたまたま違っただけで。
18歳の時に、私が出会った心理カウンセラーさんへのあのとき感じた強烈な嫌悪感はもう去った。
あの人もただ私のこと(気持ち)を知らなかっただけだから。そして単に笑いのセンスが無かっただけの人だし(笑)乙女心がわからない、残念な人だったんだなーと(笑)
それだけの話です。
されど、
きっと意地悪でなく、私を傷つけようと思って言ったわけじゃないし、たぶん天然な人で(天然は時に罪だわよね!)
私を笑わせて良い雰囲気にしようと思ったアイスブレーキングに過ぎない。
ただ、アンタ、インテリ風にしてたけど、完全に失敗だよ。「猫犬、にゃーワン!似合わん!」なんて思春期の女のコにかける言葉としては1%も笑えないわ!
・・・・
って言ってやりたい。
見本をみせてやりたいわ!
見本をみせてやるわ!!
(上から目線)
そういうときにはね、私がね、「似合わない。。」
と、言ったらね、、、、
そうだなーー、なんて言われたかったのかな?あのときの私は。
(妄想中。。。)
コレかな?
私「似合わないです」
カ「そう?僕はショートカットもかわいいと思うけどね♥」
\(^o^)/嘘でもチョットうれしいかもー。
それだったら、私はこのカウンセラーさんをすきになってたかもなー。
それでね、
続き♥
(妄想中)
カ「僕から見たら、髪を切ってさっぱりしてかわいいけど、あなたはどんなふうに感じたの?」
私「いや~似合わないなぁー、って思って嫌なんです。鏡見たくない。」
カ「似合わないなぁーって思ってるんだね、嫌で鏡も見たくないと思ってるんだね。
次はどんな髪型にしたい、とかある?」
私「髪を伸ばしたい」
カ「病気も治療して治るように、人が成長できるように、短い髪も伸びるからもう少しの辛抱だね。」
私「・・・髪は伸びる・・・人は治る。。。成長できる・・・」
・・・・・・
先生、私は治したいです!成長したいです!元気になりたいです!!」
カ「ヨシ!一緒にやってみよう。髪も伸びるのも治療もうまくいくのも、今は少し辛いかもしれないけど、トンネルを抜けたら、そこは・・・」
私「あ!わかった!ダンサーさんがいるんですよね?」
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カ「よくわかったねぇーーー!未来の楽しそうなあなたが、僕にはよーく見えてるよ。」
私「カウンセラーさんっ!!大好き!!
一緒にがんばりたい。一緒にがんばらせて下さい」
妄想劇終了。
・・・・ってな感じで!
そのくらい、言葉は大事。
好かれるって大事♥
その無神経な発言で、あなたは目の前の可愛い18、19の女の子二人に嫌われる結果になった。
けど、私も成長したので(たぶん)あのとき、私を笑わせようとしてくれた心意気だけは、ありがとうございます♥と言いたい。
毎回、無言の、暗黒な私にカウンセリングをしてくださり、その行為に対してはありがとうございます♥なのだ。
エッ?
もしかして、、猫犬、、悪意あったりして。。。。
((((;゚Д゚))))
人のココロはわかりません。。。。
だからこそ、
心のことを知りたい。わかりたい。
わかり得ないものだと知りながら。
楽しみであります。
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明日です、ってか、、
日付変わって、今日でした!
ドタ参加OKだそうです。
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お申しこみはこちらから。
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ヤバっ、もうこんな時間。。。早く寝よう。
おやすみなさい。