エニアグラムとららちゃん日記〜タイプ4ユキコの人生探求〜

エニアグラムと私の心の旅、今ここを記していきます。2023.11.13〜

「がんばれがんばれがんばれ!」と貴女は励ましてくれた。

早番三連勤の最終日。初日早番は職員が急に休みになっちゃったのにやること満載な日でヘトヘト。2日目、3日目の早番は3時間超勤日で7:00から19:00+サービス残業でヘトヘトへとへと。

 

3日目の今日は夕方、職員が会議で抜けて、

その間に「おしっこー」と見事なタイミングで(笑)4連チャンの呼び声があり、夕食準備もたくさんしなきゃならない中、

#見事なタイミング

心の声では「え?今?!今かよ!」という我が声も聞こえるけど、利用者さんは、そんな職員都合なんて、こと知ったこっちゃないしね。良かったのが、皆さんをさほど待たせることなく対応できたこと。

#見事なタイミング

ひとり、トイレ介助終わっては、ひと呼吸置く間もない瞬間に、別のひとが、「おしっこ出ます」と言ってくれ、またその方が終わると、次の方が「おしっこ垂れこちるわ!」(←新潟弁。漏れてしまうわ、の意味)と言われ、トイレに座っていただく介助をする、これを繰り返すこと4回。

#見事なタイミング

そして、最近入所されてきた方は、オムツ対応で来られたのだが、入所して3日目ほどで、「おしっこ出る。トイレ行きたい。」と訴えがあった。

こういうとき、過去の経験から、

だいたいこういう職員が多かった。

「オムツしてるでしょ、そこでしてください」とか「立てないから、トイレには行けないでしょ。」とかね。

これが現実だったりします。

私は尿意があるのだから、トイレに座らせたい、と思うのだが、その提案すらも声のデカいオバちゃんたちに却下させられたりするのだ。「無理しなくていい」とか、「くせになったら困る。」とかね。

それが現実。

けど、今のリーダーさんは、すぐにポータブルトイレを持って来る指示を出してくれて、

「尿意あったときは、ポータブルトイレに座っていただきましょう。」ということになった。

 

それですぐにその利用者さんの「トイレに行きたい(トイレで排尿する)」という望みを叶えてあげられて、

その利用者さんから、何度も

「ありがとう!」と言ってもらえた。

まぁ、このことは喜ばしいことなのだが、

いかんせん、

心理的には、「今?????今すかー

Σ(゚∀゚ノ)ノ」というカンジなのだ。

立位がとれないので、しかも職員ひとりしかいないので、まず車椅子からベッドに横になって頂き、オムツをはずし、ベッドわきに置いたポータブルトイレに、全介助にて移乗する。終わったら、陰部洗浄、清拭して、また全介助にてベッドに戻り、そこからまたオムツをあてて、車椅子に移乗し、リビングへお連れする、という一連の流れはそれなりにけっこう時間がかかるのだ。その間、他の利用者さん(独歩)の帰宅願望が出て、エレベーター前までふらっと出て行ってしまうこともあるので(エレベーターには安全ロックがかかってるので、簡単には下には行けないようになっているが)なかなか気をつかう。

 

もちろんプロとして、そんな自己都合なんて顔や態度に出してはいけない。

あくまで、穏やかににこやかにすみやかに対応だ!

 

まぁ、そんなことが日々、色々あってのこと。まぁそれがThe仕事なので、そんな愚痴をいうつもりではないのだが、、

 

それなりに体力気力使うので、当然ながらへとへとになるのです。

 

されど、疲れさせるのも利用者さん、だとしたら、そんな心を癒やしてくれる、ほっこりさせてくれるのも利用者さまなのだ。

 

前置きが長くなったが、、

やっと残すこと、タブレット記録だけになって、打ち込みの仕事をしていると、

うちの10人ユニットで唯一の独歩の利用者さん、サツキさん(仮名)が、夕食後しばらくして、てこてこ歩いて私の隣に来られ、

「おめさん、まだがんばってたの?」

と声をかけてくれた。

 

関屋介護職員「そうですよー。まだ終わらなくてーー。」

さつき「働きいいね。」

関屋介護「あと少しだから、さつきさん、励ましてー!」

さつき「なんて言えばいいの?」

関屋介護「じゃあ、がんばれ!ってゆってー♥」

さつきさん「がんばれ!」

関屋介護「ありがとうございます!これでがんばれますー!」

さつきさん「がんばれ、がんばれ、がんばれ!!」

関屋介護   (キュンです٩(♡ε♡ )۶♥)

 

 

 

いちばん?手を焼く(時々、いろんなところ(部屋のスミとか、衣装ケースの中とか)でおしっこをしたり(専門用語で放尿といいます)

帰宅願望が激しく、すぐに荷物をまとめ、出ていこうとされる、入浴拒否がある)

のですが、今日はいちばんの私のサポーターになってくれました\(^o^)/

優しいのです、さつきさんは。

その優しさを知っているから、私はさつきさんがどんな状態のときも(専門用語で不穏(ふおん)といいます。)もさつきさんに優しいまなざしでケア出来るのです。

その自信だけはけっこうありますねー。

 

しかしながら!!

ひとつだけ、受け入れられないことが!!!

 

 

さつきさんが、ある時から、今まで私のことを「ねーちゃん」と呼んでくれてたのに、

ある時から、「かーちゃん」と呼ぶようになったのです。

この差はけっこうデカく、、、

ある時わたしは、いたたまれなくなって。

かーちゃん、と呼ぶさつきさんに!!!

 

 

「さつきさんには、私のこと、かーちゃんじゃなく、ねーちゃんって呼んでほしいな♥」

とお願いしました。

 

そしたら、

 

 

 

 

「オラァ、おめさんこと、かーちゃんなんて呼んだことないよー」

 

と仰る。

 

(゚∀゚)!!!!

 

 

「あ、そうでしたね♥失礼しました♥」

 

 

おわり。

 

 

その日のおわりに、

 

 

「かーちゃん!ちょっと来てみた!(新潟弁で、ちょっと来てくださいの意味)」

 

 

 

また訂正して♥また謝って♥

また「かーちゃん」って呼ばれよう♪

 

どんなにオバチャンになっても、永遠のねーちゃんでいたい、

関屋介護士、44歳、初夏。

 

そっかーもう初夏と呼んでもおかしくない季節かぁーー。

 


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人生は移ろいゆく。