久々の夢子さん語録。
夢子さんの使う言葉は奇想天外で、私を喜ばせる。
怒ったり、笑ったり、疲れたり、笑ったり、泣きそげだ、と言ってひとつも涙が出なかったり、笑ったり、しにそげだ、と言ってしななかったり、笑ったり、しにたいですて!と言って次の瞬間、助けてください、と言ったり、笑ったり、ラジバンダリ。
くるくる変わる日々の忙しさよ、豹変よ。
本日のご報告♥
夢子さんの入浴介助。
「これからあったかいところへ行きますよ♥」と伝えると、
夢子「あったかいところ?」
関屋介護職員「はい、あったかくなるところです。行きましょう♥」
(他のご利用様に向かって)
夢子さん「では、お先に♥」
序章おわり。
ここからが本番です。
ぽんっ。
(途中省略)
関屋介護「夢子さん、(頭を洗いながら)かゆいところありますか?」
夢子「はい」
関屋介護「どこがかゆいですか?」
夢子「すみずみの奥まで。」
もう一度、伝えますね。
「すみずみの奥まで。」
もう一度!
「すみずみの奥まで。」
!!!!!!!
どこ?
どこまで??
私はそんなに深くまで洗えるのか??
今一度、お聞きする。
「夢子さん、すみずみの奥まで!とは??」
夢子さん、無言。
私はさらに突っ込んでゆく。
「すみずみの奥までとは?どこのことですか?」
夢子さん「(自身のお腹を触りながら)おなかのとこ。」
もう一度言いますね。
「おなかのとこ。」
聞き間違えではなかろうか?
空耳かな?空耳アワーかな?
私はおそるおそる聞く。
「おなかのとこ?ですか?」
夢子さん「そうです!」
空耳アワーじゃなかった!!!!
関屋介護「お腹・・・・・・・!!!よく洗っておきますね。」
特浴での入浴介助は、職員ふたりにて、洗髪と洗身に分かれて、同時進行しているので、
洗身担当の職員Sさんに、
「Sさん、お腹をよく洗っておいてください!」
と、業務連絡した!
以上、本日の報告おわり♥
まだまだ未熟な私には、「すみずみの奥まで。」が理解不能でありました。
頭皮を超えて、たぶん、毛根部をも超えて、お腹に行っちゃってました。
深かった。
人生は深い。