友だちの家に行くのが好き。なぜなら・・・
友だちの家に行くのが好き。なぜなら、、、、、、、、、、、、
世界が広がるから。
小学生低学年の頃、近所の友だちの家にいくと、可愛い色々な色のちいさいティッシュ(ポケットティッシュのさらに小さいやつ)が籠に入っていた。しかもその籠がぶら下がっていて、それがとってもうらやましかった。この世の中にはこんなに素敵なティッシュが存在してたんだ。
その家に住むおじいさんは、いつも奥の部屋で寝ているっぽくて、たまに起きていたけど、髪の毛が真っ白だった。全部真っ白な毛を見るのが初めてだったので、こどものわたしは少し怖かった。
小学生高学年になって、少し離れた区域の友だちの家に遊びに行った。
彼女にはお兄さんがいて、「明星」というアイドル雑誌を見せてくれた。とても刺激的だった。歌本というものがついていて、心が踊った。わたしは友だちからプリンセスプリンセスというバンドの音楽を聞かせてもらって
おとなの仲間入りをした気分になった♫
その子のお父さんが、カップラーメンとパンを買ってきてくれた。
生まれて初めて、トマト味のカップヌードルを食べた。
こんなに美味しい、しかもトマトをカップラーメンにするなんてなんてすごいんだ、と感動した。(それ以来、わたしのカップラーメンベストは、今だにカップヌードルチリトマト味や!!)
その子のお父さんが買ってきてくれたパンは、近くのパン屋さんでコーンマヨネーズパンとたまごパンだった。
今でこそ、珍しくないが両方ともわたしは食べたことがなかったから、衝撃の美味さだった。
(なんと今でもそのパン屋は健在だから、今度買ってみようと思う。)
コーンマヨとたまごぱんは今でも私の食べたくなるパンベスト5内に入っている。
それで、高校生の時に帰りにたまに一人で通っていた(一人でってとこが物悲しいw)パン屋のコーンマヨパンが今のところベスト!!
それを超えるコーンマヨには出会っていない。(余談。セブンイレブンのもわりと好きだけど。)
コーンとマヨネーズが出会ってくれて、コラボしてくれて本当に良かった。本当におめでとう。
話をもとに戻しますね。
高校生になって、偽りの自分でなく地味な自分として行動できるようになったとき、やっと心ひらける友だちができた。
電車に乗り、彼女の家に遊びにも行ける関係性を築けた。彼女には年の離れた兄弟がたくさんいた(彼女は長女。)ワチャワチャしていて、楽しそうでうらやましかった。あ〜お姉ちゃんなんだなぁーと学校とは別の側面を見れて嬉しかった。
その子のお母さんが買ってきてくれた、「ケンタッキーフライドチキン」というものを生まれて初めて食べた。噂には聞いていたが、食べるのは初めてだった。なにしろわが町にはケンタッキーの店がなかったから。
ついに出会えたね。おまえさんを堪能したよ。
こんなに美味いものがこの世界にある事を知った。たしか大きな丸い箱に入っていた。こんなに大きな箱から、こんなに美味しい肉が次々と出てくるなんてびっくりだ!
しかもポテトとの相性も抜群。
兄弟たちも、遊びをやめて、みんなむさぼるように食べた。わたしも兄弟の一員になれた気がして嬉しかった。
まだ続きがあります。昨日のことのように思い出せ、映像も浮かぶ自分がすごい!
そのあと、その子のお母さんがセロリの漬物を出してくれた。
セロリの漬物よ。
あなたは素晴らしい。
この世にこんな美味い漬物があるなんて知らなかったよ。
わたしはたくわんとナスときゅうりくらいしか知らなかったから。そして母がセロリが嫌いだから、そもそも、わがやではセロリが出なかった。でもセロリという存在を噂では聞いていた。
母よ、
セロリという歌をあなたに聴かせたい!!
セロリ 山崎まさよし↓↓↓
♪ムーン〜がんばってみるよぉ〜やれるだけぇ〜がんばってみてよ〜ぉ〜少しだけ
なんだかんだ言っても〜つまりは単純に君のこと好きなのさ〜ぁァ〜
めっちゃ良い歌やん♫
SMAPのもいいけど、山崎まさよしのもやっぱ作ったひとだし、いいねー。
私が野菜の歌を作るなら、、、、
「みょうが」もしくは「にら」
らな!!
あっ、話がまだ枝葉にそれました。
昔話を思い出すのって楽しくもあります。
あとはねーまだ友だちの家の話、あるんだけど、今日はこのへんにしたいと思います。
昔の家ってなんかいい。間取りとか。
あぁ〜友だちの家に行きたいなぁ。
わたしの世界をひろげてくれてありがとう❤
追伸
訪問介護の仕事してた時、約3年間、他者のお宅に訪問してたけど、きれいな家、すごい壺があるような超豪邸、汚い家、想像を絶する汚い家、猫屋敷、ゴミ屋敷など様々で今思えば楽しかったなぁー。
そこに住む方々が超個性的でとても愉快、不愉快でした。