衝撃のデビュー、歌子。（一発屋かもしれない。）

ららです！

ユキコが悶々として、どうしようもない事をうだうだ考え、ららにこんなことを言ってきた。

ユ「ららちゃんさ、
例えば今、魔女が目の前にあらわれて、
『目の前の人の心が分かる薬が出来ました。ここに有りますよ、入りますか？』と言われたら、どうする？私ならさ、すかさず、『はい。欲しいです。飲みたいです。』と、飛びつくのだろうよ〜。危険でしょ？」

こう続けた。しゃべりが止まらないユキコ。

ユ「ねぇ、ららちゃん、
人の心がわかってしまったら、自分の知りたくない聞きたくないようなことまでも知ってしまい、その事でどれだけ苦しむかも想像してみるんだけど、
それでも、私は飲んでみたいと思ってしまうよ。
目の前の（大切な）人が何に苦しんでいるのか、やっぱり知りたいし、まぁ知ったところで、自分は何も出来ないって現実を知り、余計に苦しむのかもしれないけれど。でも、相手が何を言ってもらいたいんだろう？何を言われたくないんだろう？みたいなことがわかれば、その言葉を掛けたり、掛けなかったり出来るじゃん？
まぁさ〜魔女の作った薬が手に入れば、何でもわかるんだろうけれど、実際には、そんな魔女いないし。（悶々もんもん）
　
どうしようもないので、
ららは歌うよ！！サビからでいい？
芸名、歌子。

ユ「ハァ？？誰やねん？うたこって誰やねん？」

歌子（らら）は歌う。
♪あぁ〜あなたに一回なりたいよ〜
そしたらわかるのに〜
あぁ〜あなたの心音アタシ聴く〜
そしたらアタシ行く〜

あなたのもとへ
あなたに何が届けられるの？
それとも何もいらないの？

もっと図々しく行きたいよ〜
願わくば〜
もっと荒々しく行きたいよ〜
願わくば〜

誰も傷つけたくないんだよ
誰も失いたくないんだよ

だからアタシ一回あなたになる♪

「アタシ一回あなたになる」by歌子

ユ「何やねん！なんやねんなー！！この歌！！
（でも、私の心の声を代弁されてる感じや！！！！）てか、うたこってダレ！？」