その日も貴女たちは眠れない様子で、居室とリビングを行き来される。私は夕食後の洗い物をしながらその様子を見つめていた。貴女は車椅子の夢子さん(仮名)に近づく。 「これ、いる?」と言った。 紙袋から取り出し、手にしてたものは、もとは、お孫さんか…
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